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ストレス対処法のベストセラー本「鈍感力」~鈍感力を身に付けてストレスや不安と上手く付き合う方法~ 

鈍感力 (集英社文庫)

 鈍感力とは

長い人生の途中、苦しいことや辛いこと、更には失敗することなど色々あります。そういう気が落ち込む時にもそのまま崩れず、また立ち上がって前へ向かって明るく進んでいく

 筆者の渡辺さんはこのように鈍感力を表現しています。

 

ナイーブな人間はチャンスを逃す

ナイーブな方は、叱られた時や上手く行かない時に「私はもうだめだ」と思い込んでしまい、本来の実力を発揮できずに終わってしまうことがあります。

成功者の多くは直ぐに明るく立ち直る才能が他の人と比べて突出しているそうです。例えどんなに叱られたとしても、くよくよしても現状は変わりません。そのため、気持ちの切り替えが非常に大切だということです。これを著者は鈍感力と表現しています。

 

鈍感力を向上させるために

ではどのように鈍感力を鍛えていけばいいのでしょうか?筆者は、2つの力を総合的に高めれば、鈍感力を伸ばすことが出来ると述べています。

 

睡眠力を鍛える

「よく眠り、そして、しっかりと目覚める」これが睡眠力です。当たり前すぎだと思われがちですが、「直ぐに眠れて、直ぐに起きられる人」は少ないと思います。

直ぐに寝られない人の特徴として、色々と考えてしまうことが原因として挙げられます。「下手な考え、休むに似たり」という言葉があるように、くよくよ考えても解決しないので、割り切って目を閉じることが大切らしいです。

また、「寝なけらばならない」という強迫観念で寝られない方もいるかと思います。そういったかたは、目をつぶるだけで脳は回復するので、強迫観念を持つ必要はありません。まずは、携帯をしまって目をつぶりましょう。

 

図にのる力を鍛える

別の言葉で表現すると「いい気になること」です。自信がない時や迷った時はあれこれ考えてみてもどうにもなりません。こういう時はつまらぬことを考えず、もっと大胆に自信をもって前に進むべきだということです。

私もそうですが、弱気な人は「失敗するのではないか?」と不安になり、体や脳が硬直して本来の力を発揮することができないことが多々あります。

こういった状態を防ぐには「勢い」が大切になります。この勢いは「図にのる」ことによって生じるものです。弱気な人は「図にのる」練習が弱気を克服する第一歩になること間違いなしです。

 

まとめ

ストレスや不安を対処するためには肉体面と精神面の課題を克服する必要があります。そこで筆者は、肉体面では「睡眠をとる」、精神面では「図にのる力を身に付ける」ことが大切だと述べています。

是非「弱気な自分を変えたい」という方は読んで見てください!

(引用元:小さな星がほらひとつより)