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最終面接 【自分のイメージと企業のイメージが一致しているが大切】

 

対策万全でも落とされる最終面接の恐怖

ついに先輩(21卒)が一人、就活最前線から帰って来られました。

とんでもなく優秀な先輩で、食品大手の研究開発で10社最終面接まで進んだそうです!!

お聞きしたところ、面接の対策が半端なかったです。

企業研究は一社につき30時間はかけたと言ってました。

「そんなに何するんだよ!!」って思い、企業研究の内容を聞いたところ、その企業が出した論文を全て読むだけではなく、特許をすべて調査したらしいです。

例えば、キリンビールなら「キリンビール 特許」と検索すれば、キリンビールがだした特許を検索ことができます。

その様々な特許の中から自分の研究と関連あるものを見つけ、面接でしっかりと喋れるようにしてたそうです。

また、SPIの勉強なども、しっかりとされていて、一番最初に外資コンサルに内定頂いたらしいです。しかし、研究開発志望のため、内定辞退したらしいです。

これだけ準備すれば最終受かるだろうと私は話を聞いていて思いました。

しかし、食品大手の研究開発の最終面接の結果は、10社中8社落ちたらしいです。残りの2社は自分が食品に向いていないと感じ、辞退したらしいです。

途中で不動産関係の内定を頂いて、そちらの待遇が良いということで「研究開発」をあきらめて就活を終えたらしいです。

はい。意味わかりません。なぜ、ここまで対策をなさり、研究結果もある程度残してきた先輩がどうして1社も採用されなかったのでしょうか。


先輩曰く面接は完璧だったらしいです。

 

なぜ最終で全て落とされてしまったのか?

先輩は色々考えた結果、「自分が食品業界に向いていないと判断されたから」と結論付けていました。

例えば明治製菓の最終の周りの就活生は、眼鏡をかけたガリ勉タイプの人が多かったそうです。それに対して、先輩はザ・パリピなタイプです。

そのため、自分のイメージが食品企業だけではなく、業界に向いていないと判断されたとおっしゃていました。

 
今年の21卒は、最終面接もオンラインが多く、周りの就活生と自分の雰囲気を比較することができませんでした。

この雰囲気の比較は、かなり重要らしく、周りと自分の雰囲気がかけ離れていると落ちる可能性が高いと19卒の先輩からお聞きしました。


 最終面接ではその人の雰囲気がその業界・企業にあっているか重要視される?


「人をイメージだけでその業界・企業にあっているか判断できる訳ない」って思いますよね。

実は様々な業界の人間を見てきたスーパーエリートサラリーマンのutsuさんってお方がyoutubeで「業界診断」をやっております。

最初の頃は顔だけで業界が判断できるかよ、と思っていました。

しかし、今は「顔つきで業界・企業をある程度診断ができる」と実感しています。

 

その人の顔つき・雰囲気で所属適性がある程度推測できる


私の大学ではB3で研究室配属があるので、毎年6月ごろに B3が研究室見学に来ます。

その時、その見学者の顔つきをみれば、その子がどの研究室の雰囲気とあっているか判断することができます。

冗談と思うかもしれませんが、本当にわかるんです(笑)

そして、そのイメージは同期に聞くと同じである事がほとんどです。(てか意見が異なったことがない)

「この子、その研究室ではないのにな」と感じた子は、配属後その研究室になじめてなさそうに見えます。(先入観かもしれませんが)

 

このように、研究室配属程度でその人の適正がなんとなくわかるなら、数多くの就活生を見てきた人事や役員にとって、その就活生が自分の会社・業界に向いているかどうか見抜くことは朝飯前だと思います。

研究室決めは、希望を出せば私たちがたとえ「うちの研究室は向いてないよ」と思っていても拒むことは出来ません。(今年がそれ)

しかし、企業側はその人が例えどんなに優秀であろうとも、イメージが自社に向いていないと思えば落とすことができます。

故に、先輩は食品大手最終10社進んだのに、イメージの違いから内定をとれなかったのだと思います。


自分が志望する業界と自分のイメージがあっているか知ることが大切


この話を聞いて私は、自分の顔つきによるイメージが自分の志望する業界・企業にあっているか確かめるようにしています

例えばOB訪問の際に「私のようなイメージ人が御社にいますか」と聞いています。

そして「私のイメージは御社の業界に向いてると思いますか」と聞いています。

向こうからしたら意味わからないと思いますが、これは極めて重要な質問だと思っています。

これで、複数人に向いていないと言われたら要注意ですね。

多分向こうは気を使うと思うので、如何に本音を引き出すかが決め手です。

また、一番いいのはインターンシップに参加することですよね。

周りの就活生や社員をみて、自分と同様の人が多ければいい傾向ですし、少なければもう一度考え直す必要があると思います。

長くなりましたが、要するに自分のイメージが企業や業界のイメージと一致しているかが、非常に大切であるということです!!

 

それでは、22卒の皆さん共に頑張りましょう

(引用元:小さな星がほらひとつより)